流産・不育症でお悩みの方

少なくない流産・不育症

「妊娠経験者の約4割に流産の経験があり、16人に1人が不育症」という報告があります。

妊娠初期流産の多くは受精卵の染色体異常(先天異常)のため、防ぎようがありません。中期以降は子宮頚管無力症など母体側の原因もあります。

不育症とは、妊娠はできるものの流産や死産を繰り返す状態を指します。

妊娠初期の流産の原因の多く(約80%)は赤ちゃんの偶発的な染色体異常とされていますが、何度も流産を繰り返す場合は、不育症のリスク因子を持っている可能性も考えられます。
続けて2~3回流産した場合は、専門の医療機関を受診しましょう。

リスク因子と西洋医学の治療

流産を繰り返す場合、子宮の形態異常内分泌異常・抗リン脂質抗体陽性などの免疫学的異常親側の染色体異常など様々なリスクが考えられ(上図参照)、状況により手術や薬物治療・遺伝カウンセリングなどが検討されます。

しかし、一番多い原因不明・偶発的流産に対しては残念ながら有効な手だてはありません。

漢方での流産対策

漢方では、流産・不育症に対して3つの面から取り組みます。

偶発的流産を少しでも防ぐには、元気な受精卵=元気な精子と卵子の出会いが不可欠です!~腎を補い、質のよい精子や卵子ができるよう体質改善します。

②内分泌(ホルモンバランス)を調える~甲状腺疾患や黄体機能不全・高プロラクチンは、陰陽と気血の乱れが原因。体質に応じた漢方薬で身体を調えます。

③子宮内環境の改善~着床後、胎児がすくすくと元気に育つためには暖かく栄養と酸素がたっぷりの“ふわふわベット” が必要です。

冷え症や貧血、生理痛・経血に塊のある方は要注意!妊娠前に活血薬補血薬でしっかりと改善しておきましょう!

血栓ができやすいタイプや免疫性異常の場合は、活血薬免疫を調整する漢方薬を使います。
妊娠が分かったら流産防止胎児の発育をよくする安胎薬を中心に、その方にあった漢方薬を服用します。

もし流産したら…「小産」(小さなお産)と捉え、3ヶ月~半年は心身を休めて回復に努めます。流産はつらい経験ですが、「最終的には8割以上が出産に至る」という報告もあります。

流産を繰り返さないために、まずは身体づくりから始めませんか?

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