漢方では、流産・不育症に対して3つの面から取り組みます。
①偶発的流産を少しでも防ぐには、元気な受精卵=元気な精子と卵子の出会いが不可欠です!~腎を補い、質のよい精子や卵子ができるよう体質改善します。
②内分泌(ホルモンバランス)を調える~甲状腺疾患や黄体機能不全・高プロラクチンは、陰陽と気血の乱れが原因。体質に応じた漢方薬で身体を調えます。
③子宮内環境の改善~着床後、胎児がすくすくと元気に育つためには暖かく栄養と酸素がたっぷりの“ふわふわベット” が必要です。
冷え症や貧血、生理痛・経血に塊のある方は要注意!妊娠前に活血薬や補血薬でしっかりと改善しておきましょう!
血栓ができやすいタイプや免疫性異常の場合は、活血薬や免疫を調整する漢方薬を使います。
妊娠が分かったら流産防止と胎児の発育をよくする安胎薬を中心に、その方にあった漢方薬を服用します。
もし流産したら…「小産」(小さなお産)と捉え、3ヶ月~半年は心身を休めて回復に努めます。流産はつらい経験ですが、「最終的には8割以上が出産に至る」という報告もあります。
流産を繰り返さないために、まずは身体づくりから始めませんか?
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