結婚したら、避妊を止めたら「すぐに授かるはず」と思っていたのに、また生理…。
不妊治療までしているのに、どうして授からないの…
思いが叶わない悲しみや焦り・不安や怒りなど、ひとりで抱えていませんか?
妊娠はよく花や作物づくりに喩えられます。
元気な種《卵子・精子》を育て、ふかふかの暖かい土壌《子宮》を作り、しっかりと手入れ《日々の体調を調える》すれば、きっときれいな花が咲き、実が実ります。
「相談に来てよかった!」「おかげで元気な赤ちゃんを授かれました」そんなお客様の声が私たちの一番の喜びです。
不妊治療で大切なことは、赤ちゃんをはぐくむカラダとゆとりのあるココロ。
漢方の智恵とカウンセリングがその支えになると信じ、日々相談を お受けしています。
焦らず、一歩ずつ着実に。妊娠しやすい身体づくりをはじめませんか?
生理期(5~7日)
不要になった子宮内膜などを排泄する“お掃除”期
妊娠しなければ、不要になった子宮内膜は剥がれ落ちます。それが生理です。
出血がきれいに止まるまでの理想は5~7日間。
●3日程度で終わる ●8日以上ダラダラ続く ●生理になっても体温が下がらない人は要注意!
低温期(7日前後)
排卵期に向け卵胞が育つ大事な時期 睡眠不足は厳禁!
卵胞からは卵胞ホルモンが分泌され、子宮内膜を厚くします。
卵胞ホルモンはお肌や精神安定にもプラスに働き、心身ともに一番調子の良い時期でもあります。
日数は短すぎず長すぎず、7日前後。体温は36~36℃前半で安定しているのが理想です。
●上下動が激しい ●全体的に高め(36℃後半~) ●周期10日目前後で排卵してしまう場合は元気な卵子が育っていない心配あり!
4つの周期の中で一番大切な時期です。十分な栄養と休息・睡眠を取りましょう。
排卵期(1~3日)
2cm前後まで卵胞が育つと弾けて卵子が飛び出します
卵胞が成熟し準備が調うと、脳から排卵命令が出されます。
元気な卵なら卵白様のおりものが数日みられ、排卵とともに一気に体温が上昇します。ここできちんと排卵出来るか?がポイント。
●体温が階段状に上がる ●ずっと低温期が続く場合は排卵トラブルがあると考えます。
妊娠の希望が無くても、「毎周期きちんと排卵するこ と」は女性として大切なことなのです
高温期(12~14日)
体を温めて受精卵が着床しやすい状態に。
排卵後、黄体ホルモンが分泌され体温が上がります。理想は36.7~36.8℃前後。子宮内膜をさらに厚く、ふわふわにして受精卵の着床を待ちます。
イライラや胸脹、肌トラブル、過食、便秘などの月経前緊張症も黄体ホルモンの仕業です。
●低温期との体温差が無い ●高温期が10日以下 ●途中凹む ●後半下がってしまうのは充分に黄体ホルモンが充実していない=元気な卵子ができていない証拠です。
非妊娠時に体温が37℃近くあるのも良くありません。
高温期がない場合は無排卵が疑われます。自力で排卵出来るよう体質改善をオススメします。
子宮や卵巣、ホルモンバランスに問題があり妊娠しづらい基礎体温の代表例を挙げています。季節やストレスなど環境や体調によっても変化しますので、続けて3周期以上つけて傾向を見ることが肝要です。
周期40日前後、体温が低く、36℃を切る日もしばしばある方は、●卵胞の発育が遅い●黄体機能不全(高温期が低い・短い・不安定)●甲状腺機能低下 ●冷え症の傾向が。
子宮も卵巣も冷えて妊娠力が低下した状態です。
冷え症改善+補腎(卵巣力up)で元気な身体に♪
周期25日以下、体温が高め(低温期が36.5℃以上ある)の方は、●卵巣機能の低下(プレ更年期) ●身体に熱がこもっている ●排卵誘発剤やホルモン剤の長期使用などが考えられます。
弱った卵巣を養い潤して身体の熱を下げる漢方薬を使うことで卵巣力を高めます。
このタイプは●生理痛が酷い●子宮内膜症や筋腫など●黄体ホルモン補充(注射や服薬)の後によく見られます。
生理期の体温が高いと、その後の卵胞発育・排卵・高温期にも悪影響を与える可能性があります。
活血化痰薬でドロドロを取り除き、経血の排泄を促します。
このタイプは ●排卵障害●高PRL ●黄体機能不全(高温期が短い・凹む)の傾向があります。
気血の巡りが悪いか、良い卵胞が育っておらず、排卵する力が不足している事が原因。
気血の巡りを良くする疏肝薬や活血補陽薬を使って、スムーズな排卵をサポートします。
高温期がなく一相性の体温が続きます。
●無排卵月経 ●無月経にみられる体温で、月経不順や不正出血が続くこともあります。
このままでは排卵がないため、自然妊娠は難しい状態です。
生殖系を司る腎を補い、血行をよくする補腎活血薬で卵巣力をupし排卵を促します。
このタイプは●自律神経の乱れ(ストレスや睡眠不足など)●高プロラクチン血症(高PRL)などで、性ホルモンの分泌が乱れている恐れがあります。
生理前のイライラや胸脹はありませんか?
疏肝薬を使って気血の巡りを良くし、ホルモンバランスを調えます。
東洋医学では「女性の身体は7の倍数で変化していく」と言われています。
出生時、卵巣の中には卵子のもととなる原始卵胞を200万個蓄えていますが、成長と共に多くは自然消滅し、初潮を迎える頃には30万個にまで激減しています。
それから少しずつ子宮や卵巣が発育し、28才頃に腎(生殖機能)の力はピークを迎えます。
西洋医学でも「35歳を過ぎると妊娠力が顕著に低下してくる」というデータがあります が、東洋医学でも同様に35才頃から成長・発育・老化と生殖器系を司る「腎」の力が弱りはじめ、妊娠力が低下していくと考えています。
中医学には生命力・生殖力の源である「腎」をサポートし、若さを保ち生殖機能を高める「補腎」という考え方があります。「腎」に力があり、良質の血液が全身をくまなく巡り、細胞のひとつひとつがイキイキしている状態が「妊娠しやすく、流産しづらい身体」です。
中でも、【周期調節法】は西洋医学の月経周期・ホルモン分泌のメカニズムと中医学の陰陽理論を融合し考えられた画期的な方法です。中国はもとより世界各国の中医学の専門家が注目し、成果を上げています。
【周期調節法】は月経周期を【月経期】【低温期】【排卵期】【高温期】の4つに分け、各周期の生理的特徴にあわせて漢方薬を飲み分ける方法です。
月経不順や無排卵の場合は、まず安定した排卵が起こるように体質改善からはじめます。
35才以上の妊活中の方
疲れやすい、冷え症、貧血、立ちくらみがある
不妊治療が上手くいかない 質の良い卵が取れない、着床しない…
何度も流産を繰り返す
子宮内膜が薄い、排卵期のおりものが少ない
生理痛や婦人科疾患(子宮内膜症、子宮筋腫など)がある
ホルモン剤が身体にあわない
生理不順、無排卵、多嚢胞性卵巣
精子に元気がない(精子が少ない、運動率が低い、奇形率が高い…など)
子宮内膜症や子宮筋腫、多嚢胞性卵巣…など婦人科疾患の多くはホルモンバランスの乱れと?血(血流の悪さ)など体質の偏りが原因です。
「妊娠しやすい身体づくり」は婦人科疾患の悪化を防ぎ、改善にも役立ちます。両方にアプローチできるのが、漢方の大きな特徴です。
疾患の原因となる問題点を明らかにして、対処することが妊娠への近道。急がば回れ!ですよ。
南京中医薬大学付属病院
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