乳房のしこりや痛みは排卵期や生理前のホルモン分泌の変化やストレスで気・血の流れが滞ったり詰まったりした時にあらわれる症状です。
漢方でリラックスすればスッキリ!
乳房には肝の経絡が通っています。肝は自律神経と深い関係があり、気・血の流れをコントロールしています。ストレスがかかると収縮力が強くなり気・血の流れが悪く滞るため、しこりや脹る痛みにつながる乳腺症になります。
他の症状としては肩こりや目の奧の痛み、胃のつかえ、のどの詰まり感、生理不順などに表れます。早めに体質に合わせてリラックスする漢方薬で気血水の流れを整えておきましょう。
産後の授乳中の乳腺にはたんぱく質や脂肪など栄養価の高い母乳が溜まっていると濃いために詰まりやすくなります。詰まると痛みも強く細菌感染を起こすと乳腺炎になって痛みと高熱が出ます。
予防のためにはチーズや肉食を控え和食中心のバランスの良い食事をお勧めします。母乳の味も良くなりますよ。
詳しくは・・ながさきプレス「漢方のチカラ」 2017年12月号へ