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卵巣の老化(AMHが低い) (18.11.15)

子宝・不妊

 

 AMHの数値はあくまでも卵子の在庫数の目安なのです。妊娠のためには卵子の数ではなく質が大事!補腎をして残りの卵子を元気にしましょう!

 

 血中AMH値は抗ミュラー管ホルモンの略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモン量です。人の卵胞は原始卵胞→一次卵胞→二次卵胞→前胞状卵胞→胞状卵胞の順に半年かけて発育します。原始卵胞は卵巣に残っている卵子の数、AMHは一次卵胞から前胞状卵胞までの量を示すので卵巣の予備能をあらわします。

この段階までは卵巣内のホルモンで発育するため、脳から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)や投与されるホルモン剤には反応しません。つまり、卵巣の血流が悪いと卵胞の栄養や酸素も届きにくく、卵巣内のホルモンがあっても発育しにくい環境なのです。

中医学では卵巣とホルモン、腎、脳との関係を利用して補腎をすることで不老長寿や若返りにつながる思想があります。卵巣の血流改善と補腎で元気な卵子を育てましょう!腎を養う海藻や貝類、マメや胡麻なども食べて下さいね。

 

 詳しくは・・ながさきプレス 「漢方のチカラ」 2018年10月号へ

 

 

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