「痛み」は「不調」のシグナルです。鎮痛剤でごまかさず、原因を突きとめて漢方薬で対処すれば、頭痛体質ともサヨナラできますよ。
日本人の3人に1人は頭痛持ちだといわれています。痛み方や悪化の引き金はさまざまですが、酷い頭痛は日常生活に支障をきたすこともあり、つらいものです。
脳は身体の15%の血液を必要とし、酸素消費は全身の25%をも占めている臓器。頭痛は「脳にモノが届かず、養えていない」というシグナルなのです。
漢方的には頭痛の原因を気血(エネルギーや血液)の巡りが悪く滞って痛む【不通則痛】と、気血が不足し栄養が行き渡らずに痛む【不栄則痛】の2つに分けて考えています。
前者は2週間ほどで、後者でも1~2ヶ月前後で頭痛はもちろん、他の不調も一緒に治りますよ!
中には脳の病気が隠れている事もありますので、今まで経験したことのない頭痛や日を追う毎に悪化する時には、まず病院を受診して下さいね。
詳しくは・・ながさきプレス『漢方のチカラ』バックナンバー 2016年3月号へ