32才の女性、子宮内膜症と高プロラクチン血症で来店。初潮から月経痛がひどくて鎮痛剤を日に3回も服用しています。
30才頃から月経量がとても多くなり、色は暗紅で大きな塊があります。その為に貧血で悪玉コレステロールが高く血液ドロドロで排卵期のオリモノも白濁していました。
舌の色は暗く、ハッキリした歯痕があり全面白苔です(瘀血と痰濁)。胃下垂もあり、疲れやすくて音に敏感(耳管開放)でイライラしていました(脾虚肝鬱)。乳脹痛、頭痛、手足の冷えとのぼせもあります
補う前に、まず1ヶ月瘀血の原因とドロドロを排泄したところ、月経痛は激減。この周期の高温期は疲れもなく、音も苦にならないとのことでした。
次に、脾虚を改善すべく補中益気湯をベースに内膜症の増殖を抑えるものや細胞を守るものを飲んで頂きました。1ヶ月後体調はほぼ全て改善、排卵期のオリモノも透明が増えてきました。いい卵胞が育っている印です。
4ヶ月後、体温表もきれいな二層になり自然妊娠!つわりはかなりひどかったようですが無事に出産されました。