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不妊症武漢研修レポート(2016.6.19~24)② (16.07.22)

勉強会・研修

武漢は、中国の三大火炉(暑い所)と呼ばれるほどの名所。

2年前に出来たばかりの最新設備を備える婦宝当帰膠の工場見学の時の気温は31℃。「婦宝当帰膠」の70%を占める当帰の主成分が揮発性のため、武漢では3.4.5月と9.10.11月しか製造できないため、工場そのものも7・8月の製造ラインは休みだとか。釜内の温度管理はパソコンで厳しく管理されており、製品に対する信頼を確信しました。

また、補腎の特効薬である亀板となる亀の養殖池も見学しました。武漢からバスで3時間の所にあり、見学時は35℃でとても蒸し暑く、頭から汗が吹き出しました。養殖池は遥か彼方の山裾まである広大な敷地の中に整然と作られており、しかも個人経営だとか。

当初野生のクサガメ4頭から始めたという盛社長は60才後半の男性ですが、とても正直そうな気さくな方で、思わず写真を取らせて頂きました。コツコツと養殖しながら増やし、今では中国における亀の養殖のトップで、種亀も養育し3~5年で出荷しているとか。人工飼料は全く使わず、養殖池の中に稲を植え、そこに育つ小魚やザリガニをエサとして成長し、排泄物は稲の肥料として自然環境のサイクルの中で育てているとのこと。                                                       

作業場では受精卵の選別をしており、

無精卵やザリガニはレストランで塩茹でして出されていました。亀の卵は初めて食べましたが、ほとんどが黄身でしっかりした食感でした。

自然の中で育っている健康的な亀たちが、筏の上でのんびり日向ぼっこをしているのを見て、龍虎堂薬局でも不妊や腎の衰えに悩む方に多くご利用いただいている「亀鹿仙」の原材料品質の確かさに一安心しました。

ながさきpress2016年7月号より

(文責:夏苅和子)

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