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気・血・水が満ち足りて双子が! (18.08.11)

子宝・不妊

 

37歳のCさん。子宮外妊娠や卵管閉塞のため両側の卵管を切除しており、4年前に体外受精で第一子を出産。2年前から不妊治療を再開していました。来店直前にはやっと着床に至ったものの、心拍が見えず流産に。「きちんと身体を作ってから治療に臨みたい」と相談に来られました。

 

 

 見た目はパワフルなのに、実際の体調を伺うと真反対。「とにかく疲れやすくてイライラするし、眠れない。毎回生理の前後には風邪や頭痛、ヘルペスに悩まされ、口内炎や舌が痛くて食べるのもままならない…」と。生理の周期はやや長めの35日で月経量も以前に比べて減ってきており、舌の周囲には歯型がくっきりとあり深い裂紋(溝)もみえます。

 

 

エネルギーや血液・体液などあらゆる“モノ不足”とそのアンバランスからきた“熱”で過亢進しており、元気そうに見えたのは仮の姿。不調の原因は胃腸が非常に弱い彼女の体質にありました。胃腸が弱いと食べ物をうまく消化・吸収できず、身体を健康に保つ力も妊娠力もありません。

 

 

そこで、胃腸を立て直すお薬を中心に気血を補うお薬卵巣を養う補腎薬など約9ヶ月飲んで頂きました。高かった基礎体温も落ち着きを見せ、今年の6月新たに採卵。AMH(卵巣年齢)の数値は40才ながら9個採卵し8個受精。5個はGoodで好成績!新鮮胚移植は残念ながら(-)でした。

 

 

手指の指紋もなく湿疹が出ていたので主婦湿疹の漢方薬で対応し、2ヶ月後再度2個移植した所両方とも着床!心音も2つ見えて何と双子に!頑張った甲斐がありましたね。

 

 

日本不妊カウンセリング学会

認定カウンセラー

夏苅竜子

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