精子は加齢、ストレス、不眠、暴飲暴食などで大きな影響を受けます。ダメージの原因を除いていけば精子は良くなりますよ！
NHKのクローズアップ現代で「精子“老化”の新事実！」と言う番組がありました。この40年間で欧米男性の精子が半減している事が判明。WHO（世界保健機構）の基準では、自然妊娠には精液1ml中精子数1500万以上で運動率も40%以上が望ましい。
獨協医科大の小堀先生の調査では、ある年齢を境に見た目は元気な精子でも受精卵を分割させる力が弱く、それが男性不妊の原因になっているとのこと。原因は精子の中のDNAの損傷で細胞分裂が正常に進まなくなり、受精卵が分裂に必要な活性化に至らないのです。分割にも着床にも精子の力が大きく影響します。
精子のDNA損傷の原因の一つは老化による酸化ストレス。老化だけでなく､たばこや現代社会のストレスの多い環境環境とライフスタイルの影響があることは間違いありません。妊活は夫婦2人でするもの。この機会にご夫婦のライフスタイルを見直してみましょう！
詳しくは・・ながさきプレス 「漢方のチカラ」 2018年6月号へ
