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31才、多嚢胞なのにAMH0.8・・・ (19.07.16)

子宝・不妊

 

昨年、人工授精6したが妊娠しません。血液検査からLH>FSHで多嚢胞なのとAMHが低く0.8わかり顕微授精となりました。1度目は4個採卵しましたが授精せず、2度目は3個採卵し2個授精。新鮮胚を戻しましたが着床せず。残りも分割が止まってしまったと来店。

 

体質を見ると、学生時代から無汗で顔に吹き出物があり、今は顎と首から背にかけて赤い丘疹がびっしり、一部は化膿しています。これは体内に強い熱がこもって血熱になっている証拠。この熱は卵巣に及んで卵胞の質が悪くなり子宮にも及んで黄色のオリモノがあります。イライラが強く生理痛も少しありがあります。舌はやや暗く裂紋があり唇も黒ずんでいるので、血熱お血心肝火旺、腎陰虚があります。

 

 

まずこの熱を消さないと子宮と卵巣の環境は変わりません。血熱をさます漢方、血の道を併用して3週間後、イライラはなくなり吹き出物も湿疹もかなり改善。オリモノは黄色から水様に変わりました。そこで腸の水吸収をよくするお薬と卵巣に良いお薬を加えると体調もドンドンよくなってきました。

 

精子は平均ギリギリだったので、ご主人にはアミノ酸と天然亜鉛やミネラルがたっぷり入ったカキ肉エキスを飲んで頂きました。ギザギザだった体温表も穏やかな二相になり、時には受精したかのような高温期に。卵巣機能も回復してきたようなので、7月に不妊治療を再開。今回は体外受精となり4個採卵、4個受精しましたが3個は途中で分割が止まり、残りの1個を移植しましたが(-)でガッカリでした。

 

ところが10月末に何と「自然妊娠しました!」と喜びの電話が!やはり卵巣機能は甦っていたのですね!

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