頭痛や生理痛がひどくて 鎮痛剤が手放せない方 たくさんいらっしゃるようですね。
強い鎮静剤を飲み続けると排卵障害を起こすそうです。痛みを止めるだけでなく原因を根本的に解決しましょう!
生理痛はないのが当たり前なのです。子宮内膜は、排卵後 受精卵の着床に備えて黄体ホルモンを分泌し内膜をフワフワに保ちます。着床がなければ黄体ホルモンも尽きて内膜は溶けるように剥がれ落ちて排泄されます。これが普通の月経で痛みはありません。
月経痛は子宮の冷えや瘀血でもおこりますが、それほどひどい痛みではありません。寝込むほどの激痛の場合は子宮内膜症による腹腔内の炎症によることが多いのです。子宮から膣を経て体外に排出されるはずの月経血が、後屈やたんぽんなどが原因で逆流し、卵管を通ってお腹に排泄されることがあります。月経血には子宮内膜が含まれています。内膜はそこで毎月出血を起こすので炎症になり激痛につながるのです。
強い鎮痛剤を連用していると卵胞にラップがかかった状態になって卵巣の中で黄体化非破裂卵胞(LUF)になり排卵障害になりやすいのです。
お気軽にご相談下さい。
詳しくは・・・ながさきプレスバックナンバー2019年10月号へ