一般的に「白内障は、加齢によって起こる目の病気です。水晶体の蛋白質の編成が原因で、60代以上では80%が発症する」とされています。では、発症しない20%に入るにはどうしたらいいでしょうか。
まず、白内障になりやすい方は、糖尿病、リウマチ、膠原病などステロイド剤を長期服用の方、多量のX線を受けた方、若い方ではアトピー性皮膚炎などはリスクが高いそうです。
病名を見るとバラバラのようですが、共通しているのは炎症体質、いずれも身体にこもった強い熱をもっています。熱は上昇する性質がありますから頭部に上がって」顔や眼、耳が赤い、口や目の渇き、ドライアイ、湿疹、眠りが浅い、イライラなどの症状に繋がります。その熱は高温でなくても長期になると少しずつ蛋白質が白濁し始めます。
また、加齢によって腎虚が進み、潤いが減ると熱が余ってきます。
これを、炎症による「実熱」と加齢による「虚熱」によって原因別に対応していきます。 ぜひご相談ください。
ながさきプレス2023年7月号