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生理痛はないのがあたりまえ (24.03.14)

婦人科疾患

生理痛で鎮痛剤が手放せないという方、多くいらっしゃいます。ですが、生理痛はないのがあたりまえ!なのです。生理痛の原因は冷え炎症による血行不良です。原因をそのままにして鎮痛剤で抑えるのではなく、血流が改善すれば生理痛はなくなりますよ!

 

 

女性は40年近くを月経と付き合いながら過ごしています。健康な月経の日数は7日前後、周期は28日前後で色は赤くて粘りや大きな塊、生理痛がないのが正常です。

 

10代の生理痛は機能性月経困難症が多く、冷えによる子宮や卵巣の血行不良からの瘀血が原因です。カイロで下腹部を温めたり漢方薬で冷え改善しましょう。

 

20代以降、生理痛が年々悪化している場合は器質性月経困難症で、子宮内膜症(チョコレート嚢腫)による炎症子宮筋腫などの病気もあるかもしれません。早めに婦人科を受診しましょう。炎症には強い清熱作用のある漢方薬で血流改善をはかり原因を取り除きましょう。

安易な鎮痛剤の連用はかえって冷えや血行不良、排卵障害を招き症状が進行し、妊娠に大きな影響を及ぼすことがあります。

ピルやホルモン剤の連用は排卵を止めるために卵巣への影響が避けられません。体質に合わせた漢方で原因を取り除き生理痛のない軽やかな身体で過ごしましょう。

あなたもきっと楽になれますよ!

 

 

ながさきプレス2024年1月号

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