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オリモノ(帯下)の色 (19.07.10)

婦人科疾患

 

オリモノ(帯下)は子宮や膣から分泌されていますからそこの状態を示しています。健全なら排卵期の前に数日あるだけです。

 

 健全なオリモノは、卵胞が発育して分泌する卵胞ホルモン(女性ホルモン)を指します。生卵の白身様でやや粘度のある透明なもので、月経10日目頃卵胞が16mmくらいになると見え始め、卵胞の成長と共に分泌量も増えて排卵まで3~5日続きます

 

 

オリモノは精子の遡上と受精卵の子宮内への移動には欠かせないものです。

しかし、一部の排卵誘発剤によってオリモノが減ったり内膜が薄くなることがあります。

 

オリモノがほとんど見えない場合腎陰虚で卵胞の湿に問題があります。この他に水様のオリモノが毎日続く場合は、腎陽虚です。白や黄色のなどの「帯下」と呼ばれる病的なオリモノもあります。これらは子宮や卵巣の異常な環境をあらわしています。色に応じてきちんと対応し、健康な卵胞が育つように食生活と漢方薬で体質改善しましょう!

 

詳しくは・・ながさきプレスバックナンバー 2019年6月号へ

 

 

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