結婚半年の33才の女性、もともとPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)なのでピルを服用して生理を起こしていました。排卵誘発剤でも排卵しないので血液検査をしたところPRLが何と300!プロラクチノーマと診断されて治療を始め60にまで下がりったら生理が来るようになったと来店。
体温表を見ると36.4~36.7でギザギザの単相なので無排卵です。月経血は紫暗で瘀血があります。疲れやすくて怒りっぽく、イライラ、頭痛、生理前の乳脹痛もあり肝鬱があります。辛党で舌辺も赤く熱もあります。そこで血液のドロドロを排泄する化痰薬と腫瘍にも良く卵胞を育てる商品と血の道の3種類を飲んで頂きました。
1ヶ月後、精神的に凄くリラックスしてビックリ!小さな事が気にならなくなった、頭痛が減った、気力が出て来た、と嬉しそうに来店。
プロラクチノーマも小さくなったとのこと。
月経血もきれいになり体温表も2相になってきました。そこで卵巣を養い補腎作用のある商品を加えたところ卵胞の発育を示す透明なオリモノが3~4日間続くようになりました。服用始めて3ヶ月余り、高温期も13日間安定してきた頃、何と陽性反応が!胎嚢、心拍も確認出来て一安心ですね。
ながさきプレス2023年5月号